変形徒手矯正療法
骨格を形成している骨の結晶はハイドロキシアパタイトで形成されています。
このハイドロキシアパタイトは力をかけると電気が発生する現象「ピエゾ効果」が確認されているのですが、この電圧が関節部分に働きかけて、自然に筋肉や靱帯を硬化することになるのです。
筋肉や靱帯は電圧が掛りますと収縮します。
(私が中学生の頃には蛙に乾電池の直流電圧を掛けると蛙の筋肉が収縮することを見せてもらいましたが、最近は理科の実験には使われていないようです。)
関節部分に異常な力が掛りますと靱帯は硬化して動きが悪くなり、一般的に言われているズレとかゆがみといわれる現象が起こります。
身体が自然治癒力で本来の位置へ戻して行こうとするのですが、靱帯の硬直が酷い時にはズレとかゆがみとして残存してしまい、異常な状態と身体は感じてしまいます。
これを正常の位置へ戻す手法を徒手矯正療法と言いますが私達は単純な手法だけでなくそれ以外にも、可能な限りの考えられる手技で元の位置へ戻す手法を見つけ出しております。
特に効果が顕著なのは過去にどこかで打撲したような事で起こるのですが、骨の表面に凸凹が出来ている箇所で発生する電気が、どこへ放電するかで、意外な病気として現れる事があります。
今までに解っている症状では前胸部の痛みがある方の例では、疼痛部分には全くの異常が無い時、同側側の大腿骨内側を軽く擦って見ますと疼痛を訴える部分がある事が多いのです。
この疼痛部分の電圧を低下させる療法をしますと前胸部の痛みが消失しますのですが、どうも脳は、本当の痛い処から来る信号を、別の場所と間違ってしまう事もあるので、この様な疼痛は骨が出す電気信号を考えないと理解できない現象です。
他にも側頭部の頭痛を訴える方の例ですが、私達の考えからすると頭蓋骨からの電位で頭痛になると思っていたのですが、同側の股関節骨頭部の電位を下げてみますと、頭痛が消失してくると患者さんが教えて下さるのです。
甲状腺機能亢進症や腎炎などの患者さんへこの様に電圧を低下するような徒手矯正療法を施しますと血液検査で正常値を示すようになってきます。
また、肝炎の中でAST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP値が高い時には本当に肝機能が悪いのですが、酵素の値を示すAST(GOT)だけ、又はALT(GPT)だけやγ-GTPだけが高い値を示している病気の時には、間違いなく骨が発している電気値を下げるように施術しますと血液検査値は正常になる事が解ってきております。
最近増加傾向がある症例では尿漏れがあります。
この症状も実は骨の位置が悪くて起こる現象ですので、ご相談いただくと良い結果が出ると思います。
偏頭痛なども頭蓋骨の歪みから発症する時と股関節部の凸凹から偏頭痛になる場合があり、細部に亘り電気が発生している部位を探して発生している電圧を低下される事で効果が出る事が多いのでぜひご相談下さい。
一般的に言われている四十肩、五十肩や顔面麻痺などは関節面の歪みが原因で発症する症状ですので、この様な状態になった時には一日も早く電圧を下げて、筋肉の硬直が起こる前に施術しますと改善するのが早くなり、辛い症状が出ない事も解っております。
先日も手、指先の感覚過敏で頚部の手術を勧められていたが、他の医師からは手術では改善しないであろうとの診断で、種々の可能性があると思われる治療をされていたのですが効果が持続しないとのことです。
なぜ感覚過敏になっているのかといいますと、頚椎の歪み(C5,C6のヘルニア)が原因になっているのですが、若い頃に交通事故で顔面切傷で頚部の筋を切断している為、2ヶ月間寝たきりでの頚部牽引を受けていたとの事です。
それ以外にも下半身の脱力感が有り、足の踏ん張りがきかない事があるとの事で、この部分の原因も見つけてみました。
大変繊細な触診をしまして、電位の上昇している頚部の部位の矯正を慎重に行いました処、直ぐに感覚が正常になり手のひらの汗まで出てきたそうです。
下半身の異常は胸椎のズレから来ていたようで、座位からすっと立ち上がれて感激の声を出されました。
臓器ごとに細分化して診ている西洋医学と異なり、体全体を一つのユニットとして診てみると、意外にも悪いところが決して原因になっていないことが解ってきています。
病名だけで判断してはいけない例ですが、 右半身に震え(振戦)が出ている患者さんが 病院での診断はどこも異常が無いのでパーキンソン病でしょう とのことで投薬をまじめに服用されて2年が経過されたが 変化が無いのでお越しに成りました。
詳しく触診をさせていただいたところ 臀部に打撲痕があり この部分からの高電位が筋肉を震えさせている事が解かりましたので、この部分の施術を施しましたら 振戦が軽減し 生活が正常化しました。
パーキンソン病なら骨の電位を低下しただけで症状が変化する事は考えにくいのですが、私達はこの様な症状は骨から来るパーキンソンと言っています。
原因に成る因子を見つけ出す事が非常に困難なのは西洋医学的な検査法である一例です。
身体は精密自動制御機構で働いているとの見方がどうも当てはまるようです。
外乱に相当する電気信号を低下させると脳は正常になったと感じてくれて各臓器に向かって正しい指令を出してくるのです。
他の治療家の先生やお医者さまの治療法で効果が出なかった時には、骨から発生している電気を低下させると、今までの治療では効果が出なかった症状に、良い結果が出る事がありますのでぜひご相談下さい。
患者さんにとって「ONLY ONE」の治療所になれるように研鑽を積むことが使命と思っております。
<治療費のお知らせ>
初診の方 12,000円+1200円(税)
2回目以降 6,000円+ 600円(税)
再診(1年以上来院の無い方) 9,000円+ 900円(税)
鍼治療のみ(鍼治療は副院長が行います) 4,000円+ 400円(税)
特殊な治療法(特に不妊や不育症等)は別途、別料金にて施術させていただきます。ご相談下さい。
東京での治療費
初診の方 24,000円+2,400円(税)
再診の方 17,000円+1,700円 (税)
2019年10月1日の消費税率変更に伴い当院の診療費も変更させて戴きます。
なお、クレジットカードによるお支払いはお受けできませんのでご了承下さい。
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